ZabbixでWindows10のバッテリ残量・状態を記録する
我が家では、在宅医療の息子の情報をZabbixに登録して、リビングのモニタに常時映している。以前は型落ちのiPad3を使っていたのだが、いい加減サポートも切れて動作も遅いため、余り物のGPD WINを使っている。
先日、朝になったらモニタがブラックアウトしていて、確認したところバッテリが切れていた。調べたところ、Cortanaがバックグラウンドで動き回って充電量より放電量が多くなっていたらしい。その他、USBハブをセルフパワーのものに変えるなどして対応した。
で、再発防止のためにZabbixでWindowsのバッテリ状態を記録することにした。Zabbixのエージェントをインストールし、下記のようなアイテムをホストに追加するだけで良い。
- Type:
Zabbix agent
- Key:
wmi.get[root\cimv2, select EstimatedChargeRemaining from Win32_Battery]
- Type of Information: Numeric (unsigned)
- Data type: Decimal
- Units: %
- Update interval: 60
しばらく放っておくとそれっぽい値が記録されているはず。 取れる値については Win32_Battery class | Microsoft Docs を参照。
key: wmi.get[root\cimv2, select BatteryStatus from Win32_Battery]
にすればステータスがそれっぽく取れるので、value mappingを適当に作って表示してやれば人間に優しい表示ができる。
↑夕方ぐらいに接触が悪くなって充電が止まった模様。まだまだ落とし穴がいっぱい。。。